薬のケース

ゾビラックスは性器ヘルペスや帯状疱疹の治療効果を持つ抗ウイルス剤です。性器ヘルペスや帯状疱疹への多くの治療実績を持つグラクソ・スミスクライン社製が製造開発を行っており、日本でも通販などを利用することが購入することが出来ます。ゾビラックスに配合されている主成分はアシクロビルです。この成分には病原となっているウイルスの活性を抑える作用があります。アシクロビルが活性を抑えている間に、身体の免疫によってウイルスが死滅するという仕組みです。活性を抑制することにより、症状を徐々に抑えることが出来るのでヘルペスなどで悩んでいる方にとっては非常に効果の大きな医薬品と言えるでしょう。

ゾビラックスは世界初のヘルペス治療薬として様々な国で使用されています。様々なヘルペスにも対応しており、1974年の発売開始以降活用され続けている医薬品です。錠剤タイプのゾビラックスは体の内側から作用する薬なので、神経に感染しているウイルスに対して効力を発揮します。外用タイプの場合は1つ1つの患部に働きかける効果があります。ヘルペスや帯状疱疹を引き起こすウイルスは、DNAの合成を行って増殖していきます。この動きがどんどん活発になるにつれて、皮膚には湿疹、水ぶくれといった症状が起こります。自然治癒させることは非常に難しく、アシクロビルのような有効成分が必要となります。アシクロビルはヘルペスウイルスのDNA合成に必要となるデオキシグアノシンに構造が似ており、ヘルペスウイルスによって取り込まれます。その結果、ヘルペスウイルスの合成を阻害するという作用が生まれます。強引にウイルスを排除するのではなく、増殖を止めて数を減らしていくという作用なので副作用も少なめです。

ゾビラックスは1日5回服用します。服用回数が多いので飲み忘れてしまう方がいるかもしれませんが、そのようなことがあると本来の効き目を発揮できなくなる恐れがあります。スマートフォンなどでメモするなどして忘れないようにしましょう。性器ヘルペスの発症のうち6割から7割は再発とされます。ゾビラックスには再発を防止する効果もあるので、以前性器ヘルペスを発症したことがあって今は治まっているという方にとっても有効です。予防目的で飲む場合には服用量が調整されます。頻繁に再発する場合には8週間から1年間服用することが重要となります。その場合には1日あたりの服用回数は2回に緩和されます。毎日決まった時間帯に飲み続けることで高い効果を維持することが出来ます。